春の高校野球!高野連が下した無観客開催の賛否について
巷の反応やネットのコメントをなど見る限りでは、開催に対する賛否というよりは、どうやら多くの人が高野連の組織自体に疑念や反感を持っているようです。
特に、若い世代ほど、かような傾向が強くなっているように感じます。
なぜ高野連はここまで嫌われるのか?
その理由は、
- 考え方が古くて排他的
- 高校野球だけは特別と勘違いしている
- 甲子園を聖地化して金儲けしている
などが多いようです。
一方、開催の賛否については、
- みんな中止にしているのだから中止にすべき
- 部活動の一環なのだからやめるべき
などが大半を占めています。
日々感染が拡大している渦中であり、未だ決め手となる防止策もありません。
現状では、リスクを管理できる状況ということはできず、中止の方が合理的だと私は考えています。
意見や賛否は、色々あって当然だと思いますが、注目すべきは上述した、
「みんな中止にしているのだから中止にすべき」
です。
これについては、とても怖い意見だと感じています。
「みんながやっていること」と「正しいこと」は、同義ではありません。
すなわち、「みんながやっている」からといって、それが一義的に「正しい」ということにはなりません。
こうした成否の判断基準が、昨今のトイレットペーパー騒動に見え隠れしているように感じるのは私だけでしょうか。