少々きな臭い表現なのですが、『下手な指揮官、敵より怖い!』という言い回しがあります。
すなわち、「適切なリーダーシップが発揮できないリーダーは、実は対峙する敵よりも怖い」と言うことです。
昨今の政府の、新型コロナウィルス対応を見ていると、常にこのフレーズが頭をよぎります。
どんな名医であっても、患者が死んでからではどうにもならない
最低限の生活を維持するためには、経済活動が重要なことに異論はありません。しかしながら、コロナ対策と経済対策の両者のバランスを何となく考えた対処の結果が、今なのではないでしょうか。
対策を小出しにするよりも、「それは、やり過ぎ!だろう。」と叫ばれてしまうくらいの、思い切った集中的な施策が医療崩壊を防ぐためには必要と考えています。
どんな名医であっても、患者が死んでからではどうにもなりません。
医療で大切なのは、
「医療関係者が、その能力を最大限に発揮できるように、政府や国民が環境を整えてあげること」
だと思います。
そのためには、
まず自分自身が感染しないこと、及び感染させないこと。
そして、そのための手段を尽くすこと。
です。
最前線で戦っている医療関係者の労苦が少しでも軽減できるよう、覚悟して直ちにやれることから始めましょう。