クルーズ船内の新型肺炎の感染拡大がとまらない
クルーズ船内における新型肺炎の感染拡大が続いているようです。感染防止のため入港しても乗客が一人も下船できない事態にみまわれています。誰もが予想だにしていなかった状況ではないでしょうが。
とうとう検疫にあたっている職員までもが感染してしまったようです。
報道によれば、豪華客船によるクルーズ旅行の特性上、リタイヤされた高齢の乗客が多ようです。それぞれの乗客は持病を抱えている人も少なくないようで、常用中の薬不足も大きな懸念材料になっています。
豪華な船でのんびりと世界中をクルーズ、誰もが憧れる旅だと思いますが、閉ざされた空間で、不特定多数の人と多くの時間を過ごすことが前提となるクルーズ旅行の隠れていたリスクと言えそうです。
当たり前の安全など存在しない
本件に限らず、リスクは至る所に存在するため、全てを一律に排除していたのでは、今度は普段の生活が立ち行かなくなります。
先ずは、リスクの存在を認識し、それを理解したうえで、管理するのが重要です。
当たり前の安全などない。
この言葉の深さを改めて実感した次第です。