いい加減にしろ山崎製パン!バター香るの表示で実際はバターなし。
大手企業だから、ふんぞり返っているのか?
それとも消費者を舐めているのか?
あのパンの「ヤマザキ」が「バター香る」とのキャッチで販売していた食パンにも関わらず、実は「バター」を全く使用せずに販売していたことが公正取引委員会の調査で判明しました。
加えて、悪びれもなく原材料欄には「バター」を記載していたというのだから呆れてしまいます。
消費者は表示を信じて買うしかない
普通の消費者は、表示の内容が事実か嘘かを確認する術は持っていません。記載の内容を信用して買うしかないのです。
だからこそ、間違いがあってはならないのです。
事が重大なのは、今回の山崎製パンの件は、内部調査ではなく外部の調査(公正取引委員会)によって指摘されていると言うことです。
2018年11月~2019年10月まで販売されていたようなので、1年間も販売していたのに、内部的には気がつかず是正できなかった、と言うことになります。
平素からこうした事態に積極的に気がつこうとしていたのかについては不明です。
東証一部でこれでは、コンプライアンスは「ざる」状態と言わざるを得ません。
しかも、この山崎製パンは、本件だけにとどまらず他の4種類(「恵みの朝」「朝の笑顔」「こむぎのかおり山型」「味わいの食パン」)の商品でも、原材料の非表示などで食品表示法に基づき消費者庁から表示是正などの指示を受けています。
山崎製パンの他のパンやお菓子のキャッチや原材料表示は、本当に大丈夫なのでしょうか?
「歴史があって業界をリードする企業でも、この程度なのか!」なんとも残念なニュースでした。
これを機に、小さくても正直に頑張っている企業を、もっともっと応援したいと思います。
【参考ニュース】
「バター香る」なのにバターゼロ 山崎製パンに措置命令
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000059-asahi-ind